無駄ナ事ヲしている暇ハ無イ

 ネットを見てだらだらしてしまうあれ、なんなんだろう。――もうすこし詳しく言えば。
 たとえば僕がパソコンの電源を入れて、準備が整うのを待って、習慣的に自分のはてなダイアリーTwitterを確認する。ここまではいい。さらに思いつくことひとつふたつつぶやいてみる。これもまあいい。しかしそこでほうっておくと、特別見たいわけでもない(でも少し確認しておきたい)サイトやら、俄然欲しいと思っているわけでもない(でも情報は一応見とくか)商品のアマゾンページやらを確認しはじめてしまう。強い志向性を感ずるわけではないので、自然と視線はモニターの上をつるつるとすべってゆく。文章の意味よりも、私がそれをしていることの安心感、みたいなものを求めて。手持ち無沙汰からの無意義な暇つぶしにも近い。もしかすると、電車の中で(黙って頭を休めておればいいのに)携帯電話でくだらんゲームなど始めてしまう人もこれと似たようなマインドを発揮しているのかもしれない。ともかく、こういったことばかりしていると時間がただいたずらに過ぎていって、夜になって焦って課題を始めて、でも予定通りに終わることはほとんどなくて大半のばあい日をまたいでしまって、ようよう終えたときには「他のこともできたはずなのに」という後悔の念に包まれて布団に入ることになる。翌日の目覚めもよいものとはいえない。朝に活動できないということは大きな損失であると経験的に認識しているため、毎日できるだけ早く寝たいと思っている。それには、そもそも寝つけるために日中疲れておくことと、安心して眠れるために十分に活動しておくことが必要だ。であるに、翻ってこうしてつらつら述べてきた如き現状を鑑みるにこれはイカンと。口調が急に変わりましたがこれはアカンと、そう思うわけでございます。いつもの言っていることの繰り返しですが、つまりまだまだ怠惰な生活からは脱せていないと。ていうか近頃はより怠惰になりつつある徴候が見えていてイクナイです。まずは気を引き締めて、今日を充実させることから始めます、というか、それしかできないわけですし。ちょっと抽象的すぎる目標かとは思いますが、とりあえず景気づけとして。