おひさしぶりです

 前回の日記から一週間しか経ってないんですけどね。僕のなかでは大きなトンネルを一つくぐったような気分で来てますんでね。 Twitter を見ていたかたは知っているように、この間はレポート書いてました。よくわからない方のために説明しますと、大学生の社会的な仕事は「単位」とよばれる、まあ教員がたの「こいつは勉強しました」という認定を集めることにあります。学生はこの単位ってやつを一定量集めないとなんと大学を卒業できないのです。いくら日本の大学が入るのは難しく出るのは易しいと言ってもこれはそれなりに骨の折れる仕事で、だから大学に入ったからって遊んでばっかりもいられないのです。まあうまくすり抜ける人は抜けちゃうんでしょうが。それでこの単位を取得するために試験という小学生から続いてるアレを受けたり(ただし記述式が多いです)、レポートという勉強した証の報告書を提出するのです。で、このレポートを僕はこの一週間弱はずっと(複数枚)書いてて、それで日記を書く時間的・体力的・精神的余裕がなかったわけですが。この話がこんなに長くなるとは思いませんでした。
 で、受けるべき試験をすべて受けて出すべきレポートをすべて出し、本日でとりあえずその単位取得の申請作業は終えたので、今から春休みになります(大学の春休みは長いのです)。ていうか本当に長いね。うちのとこは夏休みより長いんじゃないだろうか。というわけで計算上では途方もない余暇時間が降ってくることが見込まれますので、この時間を有意義に過ごさねばバチが当たるというか“何もしてなさ”に憂鬱になってくるので何かします、という話です。俺の話は長い。いや、そんな長くないと言うかも知れませんが、書いてると長く感じるんだ。これだけの内容を書くのにどれだけの時間を使ってんだと。まあそれは少しずつ直していくとして、その途方もない余暇時間を何に使うかという対象はこちら:

  • 論理学の勉強
  • 世界史の勉強

 なんだ勉強かよ。という感じですが。でも実際 2 箇月もかけてすることっていったら勉強ぐらいしかないっしょ。って状況でございます。旅するような予算はないし。体力もないし。どっかでかけようかな、とは思いますが。いや、別にそんな消極的な理由からこう決めているわけではなくて、実際やりたいと思っているわけなんですが。論理学を選んだのは純粋な興味からですね。論理とかそういう抽象的なものはやっぱり好きだわ。学校で論理学の授業とったんですが、基礎事項どまりでした。というわけでもっと深く追求してみようと。というわけで定評ある(らしい)教科書をネットで海外から取り寄せました。 AbeBooks というサイトです。ひさびさにインターネットのすばらしさを感じた。それで先日届いたのがこれ:

 いや、中国の古本屋さんから買ったらこうなっていたという話です。ちなみにアメリカで出回ってるオリジナル版は A Mathematical Introduction to Logic, Second Edition ここから確認していただきたい。なんか "international edition" とやらで表紙が違うヨ、という話は聞いていたのだが、ちょっと予想を上回っていたな。その元の表紙見てるとなんだかちょっと悔しくなるんですが、とても安く買えたのでそれはあまり問わないことにする(洋書の専門書はべらぼうに高価なのですよ……)。あーあとこれ「論理学」というより数理論理学および数学基礎論とよばれる領域の本ですね。言い忘れてたけど。さて、肝心の内容なんだけども。英語はまあ読めないことはないみたいです。それよりもその内容にどこまで付いていけるか、これが不透明で、しかもこれ数学の素養がある人向けらしいのでなんか心配だ。書きながら心配になってきた。まあ読めなかったら観賞用にするさとあらかじめ逃げ道を用意しつつ、とりあえず読んでみるしかない。
 世界史にかんしては言わずもがな、というわけではないが、浪人中にけっこう力入れてたにもかかわらず実になっていないという如何ともしがたい状況を打開すべく。というか世界史の知識ってやっぱり色んなことを読んでいくのに要求されるので、もーそろそろやっとかんとマズイぞ。と。テキストはやっぱり詳説世界史研究。新版は弟に譲ってしまったのでブックオフで見つけた旧版を使う。内容はほとんど変わってないように見えるが、どうか。あとは浪人時代の反省と大学の勉強で得た見識をつぎ込んで勉強を進めるのみ。
 ところで僕は不言実行、有限不実行の傾向があるので、こう大々的に書いてしまうとまた……という不安はある。でもこれって、自らが「できる」と判断したことと実際にできることとのギャップだと思うので、書くとできなくなる、という類のものではない。ただ、書いておいて実際にやらないと格好悪いんですが。まあいいや。あと……、ええと書きだすとキリがないな。以上です。